「婚活中はお酒を飲まないほうが印象がいいのでは?」
「お酒を飲む男性は結婚相手として敬遠される?」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
ところが、IBJ結婚みらい研究所のデータを見ると、意外な結果が出ています。
男性の成婚率を飲酒区分別に比較すると、
・お酒を飲まない男性 28.7%
・付き合い程度に飲む男性 34.8%
・お酒を飲む男性 38.4%
となっており、お酒を飲む男性は、飲まない男性と比較して成婚率が約1.3倍高いという結果になっています。
もちろん、「お酒を飲めば結婚できる」という単純な話ではありません。
ではなぜ、飲酒する男性のほうが婚活で成婚につながりやすいのでしょうか。
■お酒そのものより「コミュニケーションの機会」が関係している可能性
婚活で大切なのは、条件だけではありません。
お見合いから仮交際へ進み、その後デートを重ねながら、
「この人と一緒にいて居心地がいい」
「もっと話したい」
「自分らしくいられる」
と思える関係を作れるかどうかが非常に重要です。
お酒を飲む男性の場合、
・食事をしながらゆっくり会話をする
・夜のデートを楽しむ
・レストランやバーなどデートの選択肢が広がる
・緊張がほぐれて会話が自然になる
など、二人で過ごす時間を作りやすい傾向があります。
つまり、成婚率の差は「アルコールそのもの」よりも、お酒をきっかけに会話や食事を楽しみ、相手との距離を縮める機会が増えることが影響している可能性があります。
■婚活では「一緒に食事を楽しめるか」が意外と重要
結婚生活では、毎日の食事を一緒にすることになります。
そのため婚活でも、
「食事の好みが合う」
「一緒にご飯を食べていて楽しい」
「会話が自然に続く」
といった感覚は、想像以上に重要です。
お見合いでは少し堅かった男性でも、仮交際で食事に行った途端に話しやすくなり、女性からの印象が大きく変わることもあります。
婚活ではプロフィールだけでは分からない「一緒にいる時の空気感」が成婚を左右します。
特に結婚相談所の婚活では、お見合いのあと短期間で関係を深めていく必要があるため、食事デートで自然なコミュニケーションを取れることは大きな強みになります。
■ただし「飲めば飲むほどモテる」わけではない
ここは絶対に勘違いしてはいけません。
今回のデータは「飲酒する男性の成婚率が高い」という結果であって、
「たくさん飲む男性ほど女性にモテる」
という意味ではありません。
むしろ婚活では、
・飲みすぎる
・酔って態度が変わる
・相手にも飲酒を強要する
・毎日のように飲む
・お酒がないと楽しめない
・酒量をコントロールできない
といった男性は、結婚相手として不安を持たれる可能性があります。
女性が見ているのは「お酒を飲むか飲まないか」だけではありません。
その人の生活習慣や金銭感覚、健康意識、そして自制心まで見ています。
適度に楽しめることと、飲酒習慣に問題があることはまったく別です。
■お酒を飲まない男性は婚活で不利なの?
では、お酒を飲まない男性は婚活で不利なのでしょうか。
そんなことはありません。
飲めない人が無理に飲む必要はありませんし、お酒が苦手な女性もたくさんいます。
大切なのは「飲酒」ではなく、二人で楽しい時間を作れることです。
お酒を飲まなくても、
・美味しいレストランに行く
・カフェでゆっくり話す
・一緒に趣味を楽しむ
・ドライブや散歩をする
・旅行やイベントに出かける
など、相手との距離を縮める方法はいくらでもあります。
むしろ「自分は飲まないから」と毎回短時間のお茶デートだけで終わってしまうほうが問題です。
婚活では、会う回数だけでなく「一緒に過ごす時間の質」を意識することが大切です。
■女性もプロフィールの「飲酒」だけで判断しないこと
女性側にも伝えたいことがあります。
結婚相談所のプロフィールを見ると、
「飲む」
「付き合い程度」
「飲まない」
といった飲酒に関する項目があります。
ここだけを見て、
「お酒を飲む人は嫌」
「飲まない人のほうが真面目そう」
と判断してしまうのは少しもったいないかもしれません。
実際に重要なのは、
「どのくらい飲むのか」
「どんな場面で飲むのか」
「毎日飲むのか」
「飲んだ時に性格が変わらないか」
という部分です。
プロフィールの一項目だけでは、その人の生活スタイルまでは分かりません。
婚活では、条件だけで相手を切ってしまうのではなく、実際に会って話してみることが非常に大切です。
■成婚する人は「一緒にいる時間を楽しむ」のが上手
今回のデータから見えてくるのは、
「お酒を飲む男性が有利」
ということだけではありません。
成婚につながりやすい人には、相手と一緒に過ごす時間を楽しみながら、自然に距離を縮めていけるという共通点があります。
婚活では、
条件がいい。
年収が高い。
学歴が高い。
見た目がいい。
それだけで結婚が決まるわけではありません。
最終的に女性が結婚相手として選ぶのは、
「この人となら毎日を一緒に過ごせそう」
と思える男性です。
食事を楽しむ。
会話を楽しむ。
相手の話を聞く。
二人で笑う。
こうした何気ない時間の積み重ねが、仮交際から真剣交際、そして成婚へとつながっていきます。
■婚活で大切なのは「飲む・飲まない」ではなく距離の縮め方
IBJの成婚データでは、お酒を飲む男性の成婚率38.4%に対して、飲まない男性は28.7%という差がありました。
数字だけを見ると大きな差です。
しかし重要なのは、
「婚活のためにお酒を飲みましょう」
ということではありません。
婚活で本当に必要なのは、相手との距離を自然に縮めるコミュニケーション力です。
お酒を飲む人なら、お互いが楽しめる範囲で食事やお酒を楽しむ。
飲まない人なら、自分なりの方法で二人の時間を楽しいものにする。
そして相手が飲む人なのか、飲まない人なのかについても、プロフィールだけで決めつけないこと。
結婚相手選びでは、こうした「小さな条件」にこだわりすぎて、大切なご縁を逃している人が意外と少なくありません。
婚活は条件検索だけではありません。
実際に会い、一緒に食事をし、会話をして、
「また会いたい」
と思える相手を見つけること。
それが成婚への一番の近道なのかもしれません。
※参考:IBJ結婚みらい研究所「男性の飲酒区分別 成婚率」