2026.09.07
婚活をしている女性とお話ししていると、時々こんな言葉を聞きます。
「結婚したら生活費は男性に出してもらいたい」
「できれば仕事は辞めたい」
「私のお給料は自分のために使いたい」
「最低でも年収○○万円以上ないと結婚生活は無理」
もちろん、どんな結婚生活を望むかは本人の自由です。
専業主婦になりたい。
夫に経済面を多く負担してほしい。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、婚活の現場でははっきり言います。
「結婚したら養ってもらう前提」の女性は、以前より確実に結婚から遠ざかりやすくなっています。
なぜなら、男性側も結婚相手に「一緒に家庭を担う意識」を求めるようになっているからです。
●「高収入男性と結婚すれば養ってもらえる」は甘くない
婚活女性の中には、
「年収が高い男性なら、専業主婦希望でも大丈夫でしょう」
と考えている方もいます。
でも実際は、そんなに単純ではありません。
高収入男性だからこそ、
「自分の収入だけを見られていないか」
「結婚した瞬間に全ての経済的責任を背負わされないか」
「相手は自分と結婚したいのか、自分の年収と結婚したいのか」
という部分を非常によく見ています。
医師、経営者、大手企業勤務、士業など、婚活市場で人気が集まりやすい高収入男性ほど、お相手の金銭感覚や自立心をチェックしていることは珍しくありません。
「私は働きたくありません。でもあなたには高収入でいてほしい」
これでは、男性から見ればかなり負担感の大きい結婚になります。
恋愛なら楽しく付き合えても、
「この人と住宅費、教育費、老後資金まで背負っていけるのか」
と考えた瞬間、結婚相手としては選ばれなくなることがあります。
●結婚相談所の婚活で男性が見ているのは女性の年齢と容姿だけではない
婚活ではよく、
「男性は若い女性を選ぶ」
「男性は見た目重視」
と言われます。
確かに年齢や外見は、お見合い成立に影響する要素の一つです。
でも成婚に近づくほど、それだけでは決まりません。
男性が結婚相手として見ているのは、
仕事を続ける意思があるか。
家計について現実的な話ができるか。
お金の使い方に無理がないか。
家事や育児をどう考えているか。
困った時に一緒に乗り越えられるか。
相手に要求するばかりではないか。
こうした部分です。
つまり男性も、
「この女性を養えるか」
だけではなく、
「この女性と人生を共同経営できるか」
を見ています。
ここを理解していないと婚活は長引きます。
●「私も担います」と言える女性は婚活で強い
では、男性と同じ金額を稼がなければならないのでしょうか。
違います。
夫婦で収入差があるのは普通です。
年収300万円の女性と年収800万円の男性が結婚することもあります。
子どもが生まれれば、女性が一時的に仕事をセーブすることもあるでしょう。
大切なのは金額ではなく、姿勢です。
「できる範囲では私も働く」
「家計は二人で考えたい」
「あなた一人に全部背負わせるつもりはない」
「どちらかが苦しい時は支え合いたい」
この感覚を持っている女性は強いです。
男性から見ても、
「この人となら何かあっても一緒にやっていけそう」
と思えるからです。
結婚生活では、何が起こるか分かりません。
会社の業績悪化。
転職。
病気。
親の介護。
子どもの教育費。
住宅ローン。
物価上昇。
人生はずっと順風満帆ではありません。
そんな時に、
「あなたが夫なんだから何とかして」
と言う人なのか。
「じゃあ二人でどうしようか」
と言える人なのか。
この違いは非常に大きいのです。
●男性に年収を求めるなら、自分にも問うべきことがある
婚活では、
「男性の年収は最低600万円」
「800万円以上がいい」
「都内なら1000万円くらい必要」
と条件を出す女性は珍しくありません。
もちろん希望条件を持つこと自体は自由です。
でも、一つ考えてほしいことがあります。
その条件を相手に求める一方で、
自分は相手に何を提供できるのでしょうか。
若さ?
容姿?
家事?
収入?
精神的な安定?
一緒に人生を乗り越える力?
婚活は条件表だけを見て相手を選ぶ活動ではありません。
相手もあなたを見ています。
「私は年収○○万円以上の男性を希望します」
と言った瞬間、
男性側も心の中でこう考えます。
「では、あなたと結婚するメリットは何だろう」
少し厳しく聞こえるかもしれません。
でも婚活は、お互いに選ぶ場です。
自分だけが相手を審査しているわけではありません。
●専業主婦希望が悪いのではない。「当然」と思っていることが問題
専業主婦を希望すること自体を否定しているわけではありません。
夫婦で話し合い、
夫が仕事を中心に担い、
妻が家事や育児を中心に担う。
それで二人が納得しているなら何の問題もありません。
問題なのは、
「結婚したら男性が養うのが当然」
という感覚です。
男性の収入は家族のお金。
自分の収入は自分のお金。
家賃も住宅ローンも生活費も夫。
旅行代も夫。
子どもの教育費も夫。
老後資金も夫。
これでは結婚というより、経済的スポンサーを探しているように見えてしまいます。
そして婚活男性は、この感覚に思っている以上に敏感です。
●結婚できる女性は「条件」より「共同生活」を見ている
婚活がうまく進む女性は、
「この男性は私に何をしてくれるだろう」
だけでなく、
「この人とどんな生活を作れるだろう」
を考えています。
収入が少し下がっても一緒に頑張れる。
家事が得意な方が多めにやる。
忙しい時は助け合う。
育児は二人でする。
お金の使い方も相談する。
こうした現実的な感覚があります。
結婚は恋愛のゴールではありません。
そこから何十年も続く生活です。
「養ってもらえる男性」を探すより、
「一緒に人生を作れる男性」を探す。
そして自分自身も、
「養ってもらう女性」ではなく、
「一緒に家庭を担える女性」になる。
その方が、結果として幸せな結婚に近づきます。
●「私も担う」という気持ちは男性にちゃんと伝わる
婚活では、こういう姿勢は言葉の端々に出ます。
「結婚したら仕事どうしたいですか?」
と聞かれた時。
「生活費はどう考えていますか?」
と話した時。
「子どもができたらどうしますか?」
と聞かれた時。
そこで、
「できれば働きたくないです」
「夫に全部出してもらいたいです」
「私は家事をするのでお金は男性で」
と当然のように答えるのと、
「状況に合わせながら私もできることは担いたいです」
と答えるのでは、男性が受ける印象は全く違います。
結婚相手として安心できるのは後者です。
これは年収の話ではありません。
覚悟の話です。
●婚活がうまくいかないなら「何をしてもらえるか」ばかり考えていないか
お見合いが成立しない。
仮交際から先に進まない。
いい男性から選ばれない。
真剣交際にならない。
そんな時、
年齢や容姿やプロフィールだけが原因とは限りません。
もしかしたら、
「私は結婚したら何をしてもらえるだろう」
という視点ばかりになっているのかもしれません。
婚活では、
「私はこの人とどんな人生を作れるだろう」
という視点を持っている人の方が強い。
そして、
「私も担います」
と言える人の方が結婚相手として選ばれやすい。
結婚は、
養ってくれる人を探す活動ではありません。
人生を一緒に背負える人を探す活動です。
その違いに気づいた時、婚活は大きく変わります。
