婚活仲人をしていると、本当によく出会う。
「永久就職をするための婚活」をしている女性たちに。
本音を聞けば、こうだ。
「明日にでも結婚したい」
「早く生活を安定させたい」
「お金の心配をしなくていい人生がほしい」
「働かなくていいよ、と言ってくれる男性と結婚したい」
気持ちは分かる。
不安定な時代だ。将来が怖い。
ひとりで生きることに疲れてしまう瞬間もある。
でも、その“逃げ場”として結婚を選ぶ婚活は、とても危険だ。
◆「養ってほしい婚活」は、今の時代かなり厳しい
今の男性たちは、昔とは違う。
もちろん「女性に年収1000万円を求める」なんて話ではない。
けれど、多くの男性はこう考えている。
「結婚後も働いてほしい」
「共働き希望」
「一緒に生活を支え合いたい」
これは冷たい話ではない。
物価高、税金、社会保険料、老後資金。
普通に生きるだけでも、お金がかかる時代だからだ。
にもかかわらず、婚活市場ではいまだに
「男性は一人で家族を養える経済力があって当然」
「女性は結婚したら安心」
そんな“昭和の価値観”を引きずっている人が少なくない。
◆結婚は“生活保護”ではない
厳しいことを言う。
結婚したからといって、人生が安泰になるわけではない。
相手の会社がずっと安定している保証はある?
病気にならない保証は?
リストラされない保証は?
離婚しない保証は?
ない。
人生は何が起きるか分からない。
「誰かに養ってもらう前提」で人生設計をしてしまうと、
相手に何かあった瞬間、自分の人生まで崩れる。
依存型の婚活は、実はとてもリスクが高い。
◆40代50代婚活で“永久就職”を探す危うさ
子どもを望む年齢なら、経済面を重視する気持ちは理解できる。
妊娠・出産・育児で、女性側がキャリアを調整せざるを得ないケースもあるからだ。
でも、40代50代になってもなお、
「結婚したら働きたくない」
「生活を支えてくれる人を探したい」
そんな感覚のまま婚活している人を見ると、私は強い違和感を覚える。
なぜなら、その年齢の結婚は“ゴール”ではなく、“老後の入り口”だからだ。
60代になれば、配偶者は定年退職を迎える。
年金問題もある。
医療費も増える。
介護の問題も出てくる。
そこで必要なのは、“依存”ではなく“戦力”だ。
◆男性たちは「支え合える女性」を見ている
今、婚活市場で選ばれる女性は、
・年収が高い女性
だけではない。
むしろ、
・精神的に自立している
・生活力がある
・働く意欲がある
・一緒に困難を乗り越えられそう
そういう女性だ。
逆に、
「早く誰かに楽をさせてもらいたい」
「養ってくれる人がほしい」
この空気感は、驚くほど男性に伝わる。
そして男性側も不安になる。
「この人は、僕が倒れたらどうするんだろう」
「支え合う気持ちはあるのかな」
と。
◆経済的自立は、“ひとりで生きろ”という意味じゃない
勘違いしてほしくない。
私は、「女性は男性に頼るな」と言いたいわけではない。
結婚は支え合いだ。
頼ることも大切。
甘えることも悪ではない。
でも、“依存”と“支え合い”は違う。
自分でも生きていける力がある人同士だからこそ、
健全な結婚関係は築ける。
「この人がいないと生きていけない」ではなく、
「この人と一緒だから人生が豊かになる」
そんな結婚のほうが、ずっと強い。
◆最後に・・・・
婚活は、“人生を救ってくれる人探し”ではない。
誰かに人生を立て直してもらおうとすると、
相手選びを間違えやすくなる。
だからこそ、女性たちへお願いしたい。
まずは、自分の足で立てる力を持ってほしい。
経済的自立は、
収入の問題だけではない。
「私は一人でも生きていける」
そう思える強さが、結果的にあなたの婚活を一番有利にする。
