2026.04.17
今日は私の友人夫婦の話をしたいと思います。
29歳で結婚し、現在は50代。奥様はご主人よりひとつ年上です。
ふたりの間に子どもはいません。
犬と猫と一緒に暮らしています。
かつて不妊治療を考えたこともあったそうですが、奥様が「そこまでしてほしくない」と話したことで、夫婦ふたりで生きていく道を選びました。
■ 子どもがいなくても「満たされる結婚」はある
世の中には「子どもがいないと不完全」といった価値観が、いまだに根強く残っています。
けれど、このご夫婦を見ていると、その考えがいかに一面的かがよくわかります。
ふたりはとても仲が良く、穏やかで自然体。
無理をしている感じが一切ありません。
子どもがいないからこそ築けた距離感や関係性も、確かに存在します。
■ 「かみさんがいてくれて本当に良かった」の重み
ご主人がふと口にした言葉があります。
「かみさんがいてくれて、本当に良かった」
この一言、若い頃に聞くのとは全く違う響きがあります。
50代という時間を共に過ごしてきたからこそ出てくる、実感のこもった言葉です。
楽しいことも、しんどいことも、すべてを一緒に乗り越えてきたからこそ出る言葉。
それがこの一言に詰まっています。
■ 完璧じゃないからこそ続く夫婦関係
実はご主人、若い頃に浮気をしたこともあるそうです。
決して「理想通りの完璧な夫」ではありません。
それでも、奥様と別れることを考えたことは一度もなかったと言います。
結婚生活は綺麗ごとだけでは続きません。
人は未熟で、間違えることもある。
それでも「この人と生きていく」と決め続けること。
それが夫婦関係の本質なのかもしれません。
■ 個人主義の時代だからこそ考えたい“結婚の価値”
今は個人主義が強くなり、「ひとりでも幸せ」という考え方が広がっています。
それ自体はとても大切な価値観です。
ただ一方で、「本当は結婚したいのにできない」「諦めてしまっている」という人がいるのも事実です。
結婚は義務ではありません。
でも、望む人が選べる環境であるべきです。
■ 憧れられる夫婦がいるという事実
私はこのご夫婦を見て、素直に「素敵だな」と思います。
そして、こういう関係に憧れる自分もいます。
派手さはないけれど、深くて静かな幸せ。
長い時間をかけて育ててきた関係性。
これこそが、結婚の醍醐味なのかもしれません。
■ 結婚したい人が結婚できる社会へ
結婚する・しないは個人の自由です。
でも「したい人ができる」社会であってほしい。
条件や打算だけでなく、
「この人と生きたい」と思える相手と出会える環境。
そんな当たり前のことが、当たり前に叶う世の中になることを願っています。
■ まとめ:結婚は“人生を一緒に味わう相手”を見つけること
子どもがいるかどうかではなく、
どんな関係を築けるか。
完璧かどうかではなく、
続けていけるかどうか。
結婚とは、「人生を一緒に味わう相手」を見つけること。
そんなことを、このご夫婦が教えてくれました。
